ITFジュニア 中国G1遠征 4〜5日目。

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ITFジュニア 南京G1

Day 2

 

シングルス2R。

中国のMoと対戦です。

 

Moには、先月の北京G2で一輝が負けています。

ディフェンスが良くて、ラリーの中からしっかりポイントを取りに来る印象があります。

 

相手への警戒もありますが、昨日からガットの仕上がりでボールの飛びが少し違う感じがあったので、気持ちとボールの飛びが合ってくれればと思っていました。

 

しかし、試合開始からジェームズのショットが冴えわたります。

1st目は、Moがラリーに持ち込めない程、ジェームズのボールにパワーがありました。

2ndに入り、Moのサービスが上がりましたが、ジェームズのショットが落ちず快勝でした。

 

そして、NB4:15のダブルスが、雨のためインドアに変更になり、19:00まで待たされ、20:00まで待たされ、明日に変更になるのだろうと思っていたら、レフェリーが夜中までやる。

明け方までやると言いました。

そんな冗談を聞き、明日のオーダーを待っていたらです!

 

香港プレーヤーのお母さんが、ロビーで何やらぶちキレて叫んでいます。

何かと思えば、明日のオーダーが出ています。

 

しかし、それは明日のオーダーではなく、これからのオーダーでした。

時間は、既に20:15を過ぎています。

 

ジェームズのオーダーは、なんと!NB24:00のFollowed Byです。

さすがに、それはないでしょとの事で、レフェリールームへ。

 

ITFジュニアのルールでは、これは規則違反に当たると伝えても、わかっている。

でもやる!の押し問答で、不穏な空気の中、ジェームズに寝れる場所を確保して24:00まで寝るように指示を出しました。

 

結局、雨上がりのアウトドアで、深夜の1:15に試合が入り、2:30に試合が終わりました。

64.64で勝ちましたが、良い状態のプレー出来ている訳はありません。

勝てたから良かったようなもの。

ケガでもされたら…と心配なゲームでした。

 

それにしても、これは中国ルールなのでしょうか…。

 

試合が終わり、当たり前にホテルまでのバスもなく、ホテルに着いたのが3:00過ぎ。

 

明日のシングルス、NB12:00です。

 

 

 

 

Day 3

 

シングルス3R。

香港のTang とです。

彼とも、よく対戦します。

 

今日は、相手が良かったです。

ジェームズも、何度も流れを変えようとショットや展開を考えながらプレーしましたが残念でした。

寝不足の上、朝いきなりホテルをチェックアウトさせられ、ホテルの移動があり、コンディションは完全に良くなかったですが、これも海外ツアーだから仕方のない事です。

 

しかし、試合後の朝帰りは、ツアーを17年続けて来て初めての事です。

ジェームズは、負けた理由等一切言っていません。

 

僕がコーチとして言える事は、彼のプレーはショットを打ち抜くテニスです。

打ち抜くショットは、少しのズレでボールの飛距離や角度が変わってします。

 

今日のジェームズは、コースやタイミングは捉えているのに、打ち抜いたボールが収まらない。

最後までそことの葛藤の勝負でした。

しかし、キレずにやれる事はやったと思います。

 

 

5時間程休んでの、ダブルスQF。

ファイナルまでもつれましたが、ジェームズがペアを良い感じでリード出来たと思います。

スコアはファイナルですが、負ける流れのない強いダブルスでした。

SF進出です。

 

 

 

<シングルス3R>

ジェームズ[10]     16.36       Tang(HKG)[7]

 

 

<シングルス2R>

ジェームズ[10]     61.64       Mo(CHN)

 

<ダブルスQF>

Jeams/Bang(TPE)[6]     63.3610-4     Liu/Wang(CHN)[3]

 

 

<ダブルス2R>

Jeams/Bang(TPE)[6]         64.64           Hu/Tang(CHN)

 

 

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